つばさ車掌の旅ログ

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万博「帰宅困難」体験記:それでも歩いて帰れる道があった!

 大阪・関西万博の地下鉄ストップ「帰宅困難」のニュースを見て何で歩かないんだろう??と不思議でした。

 

2025年5月31日、万博史上最高の16.5万人が来場した日、私はその大混雑の渦中にいました。


万博の閉場時間。東ゲートから駅に向かう大勢の人々で、身動きが取れない「おしくらまんじゅう」状態が続きました。

 

疲労と人混みで気分が悪くなりかけたその時、衝撃の事実を知ることになります。


【知る人ぞ知る「脱出ルート」】

東ゲートを出て30分経っても駅にたどり着けない中、駐輪場出口にいたベテランらしき警備員さんが「歩ける体力のある方は、ここから出て歩くかバスがありますよ」と教えてくれたのです。

 

他の若い警備員さんは知らない様子で、正式な案内ではないようでした。


このままでは体調を崩してしまう、そう感じた私は、その「脱出ルート」を選びました。


【歩いてわかった「もう一つの帰り道」】
駐輪場出口から道路に出て、Googleマップで確認すると、徒歩30分程でバス停、1時間ほどでタクシーを拾える場所にたどり着けそうでした。


この道を選んだことで、私は新しい発見をしました。


【体力がなくても歩ける!】
運動も何もしてない一般人の私と中学生の息子でも、景色を楽しみながら歩くことができました。

 

2つの大橋を渡り、芸術的な清掃工場の建物を見つけて驚いたり!

夜景や海風が心地よく、予想外に楽しいウォーキングになりました。

遠くから見るキラキラ輝く大屋根リングは最高でした。

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【意外と人がいない】
夢舞大橋を渡るあたりでは、自転車で帰る人やぽつぽつと歩いている人がいる程度でした。 

舞洲でもバスはありましたが、時刻表を見ると30分以上来ないようだったので、歩き続けることにしました。

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【タクシーは常吉大橋を渡ってから】
夢洲舞洲ではタクシーは捕まりません。

舞洲の常島大橋を渡り、大阪北港アリーナ付近の交差点でタクシーGOを利用すると、タクシーを呼ぶことができました。


結論:待つより歩く方が断然早い!


私はこの日、25000歩きましたが、結果的に万博で一夜を明かしたり、地下鉄の再開を待つよりも早くホテルに戻ることができました。
* 21:00 東ゲートを出発
* 21:30 駐輪場横から脱出ルートへ
* 22:30 北港マリーナからタクシーに乗車
* 22:46 西九条駅に到着
* 23:00 ホテルに帰宅

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この体験から学んだのは、いざという時には「公式発表に頼りすぎない」ことも重要だということです。

 

もし万博で同じような状況に陥ってしまったら、ぜひ「歩いて帰る」という選択肢も検討してみてください。